朝は、時間との闘い。
起きた瞬間から、頭の中は「やらなきゃ」の連続。朝ごはん、子どもの支度、自分の準備…とにかくバタバタで、子どもにイライラして自己嫌悪。
私も毎日そうでした。
特に子どもが2人になってからは、時間の余裕も気持ちの余裕もゼロ。とにかく毎朝が戦場でした。
でも、少しずつ「これはラクかも」と思える工夫を取り入れていくことで、朝のバタバタがちょっとずつ減ってきたんです。
今回は、そんな私が実践している“朝を回すための時短ルーティン”をご紹介します。
ワーママの朝がバタバタする理由
ワーママの朝は、やることがとにかく多すぎます。
- 子どもの着替え、朝ごはん、保育園の準備
- 自分の準備(メイク・服・持ち物チェック)
- 洗濯機を回したり、軽く掃除したり…
1つひとつは小さなことでも、すべてを限られた時間でこなすのは至難の業。
しかも、子どもがスムーズに動いてくれるとは限りません。
我が家も夫の出勤が早く、朝はほぼワンオペ。
毎日バタバタの中で「どうしたらラクになるか」を試行錯誤してきました。
私が取り入れてラクになった朝の時短ルーティン5選
1. 朝ごはんは「固定メニュー+作り置き」で迷わない
朝にメニューを考えるのって、意外と脳のエネルギーを使いますよね。
我が家では、朝ごはんを“ほぼ固定メニュー”にすることで、かなり時短になりました。
たとえば平日はこんな感じ:
- 長男:冷凍おにぎり+味噌汁+卵焼き(作り置き)+果物
- 次男:パン+バナナ+ヨーグルト
- 私:コーヒーとおにぎり
作り置きや冷凍ストックを活用して、「温めるだけ」「出すだけ」で済むようにしています。
献立に悩まないだけで、気持ちもラクになりますよ。
2. 前夜の「5分仕込み」で翌朝が変わる
夜のうちに少しだけ準備をしておくと、朝のバタバタが本当に変わります。
毎晩やっていることはこんな感じ:
- 保育園バッグをチェック&セット
- 子どもの服をリビングに出しておく
- 水筒・お弁当グッズをセットしておく
- 自分の服と持ち物を玄関に置いておく
この5分をやるかどうかで、朝の流れがまるで違います。
寝かしつけ後はクタクタですが、「明日の自分のため」と思ってやっています。
3. 着替えはリビングに「出しっぱなしセット」
子ども部屋に行かせると寄り道ばかりして全然着替えてくれない…という日が多くて。
そこで服はリビングに置いておくことにしました。
ソファの上に子ども2人分の服をセット。朝ごはんが終わったら、そのまま着替え。
さらに、ズボンとシャツはセットしておくことで、子どもが自分で着やすくなりました。
床に置いておくと散らかって見えるので、カゴやトレーに入れると生活感も軽減できます。
4. 子どもに「やることリスト」で流れを伝える
「もう!なんで今遊び始めるの!?」という朝あるある…。
そんな時に役立ったのが、“やることリスト”の声かけです。
「ごはん→着替え→トイレ→保育園」
この4つを、視覚的に分かるようホワイトボードに書いたり、口で毎朝伝えるだけでも違いました。
小さな子にも「次はこれだよ」と流れが見えると、急にスムーズに動いてくれる日が増えました。
5. 自分の準備は“5分メイク&制服化コーデ”
朝の自分の支度時間、どれくらい取れていますか?
私は5〜10分が限界なので、メイクも服選びも“型”を決めて時短しています。
- メイクはBBクリーム+眉+マスカラ+リップで5分
- コーデは「白シャツ+テーパードパンツ」「ワンピース+レギンス」など制服化
悩む時間が減ることで、子どもたちに余裕を持って声かけができるようになりました。
完璧じゃなくていい。朝を回すコツは“減らすこと”
朝をバタバタさせている原因は、「あれもこれもやらなきゃ」と思い込んでいたことでした。
- 朝ごはんは毎日変えなくていい
- 子どもが自分でできることは任せてみる
- 自分の身支度は手を抜いていい
完璧を目指すのをやめたら、朝に少しずつ余裕が生まれてきました。
うまくいかない日もあるけど、「今日もどうにか回ったね」と思えたら、それで十分。
まとめ|「朝に余裕がない」を少しずつ変えていこう
朝が整うと、その日1日がスムーズに回りやすくなります。
最初から全部うまくいかなくても、1つでも「これやってみよう」と思えることがあれば、今日より明日は少しラクになるかもしれません。
自分にも子どもにも優しくなれる朝を、少しずつつくっていきましょうね。
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